ヘッドスパと髪質改善トリートメントが評判のプリマヴェーラ神楽坂です。
今回は「トリートメントとコンディショナーとリンスの違い」について解説したいと思います。
トリートメントとコンディショナーとリンス、名前以外にどこが違う?
市販で売られているシャンプーに対になっているものはリンスが多いので、使用している方も多いのではないでしょうか?
3つとも一般的にも知られているものですが、「トリートメントはダメージが大きい人が使うもの」など断片的なイメージしかないかもしれません。
ではいったい何が違うのでしょうか?
大きな違いは髪に対する効果です。
厳密にいうともっと細かい違いもあるのですが、トリートメントは内部補修がメイン、リンスは皮膜(外部補修)がメイン、コンディショナーはその間というのがすごくザックリとした違いです。
髪に対する効果の高さも、
トリートメント>コンディショナー>リンス
の順番になります。
ダメージによる必要なケア
パーマもカラーもやっていない健康な髪にはリンスで十分だと言えます。リンスは髪の表面に皮膜を作り、静電気を防止したりすべりをよくしたり、ツヤをだす効果があります。
ヘアカラーやパーマをしている場合は、何らかのダメージを少なからず受けているので、トリートメントを使用するのがオススメです。ヘアカラーパーマなどのケミカルダメージで流出してしまった、本来髪に必要な成分を補う効果があり、パサつきを抑えたり、おさまりをよくしたりする効果があります。
コンディショナーはトリートメントとリンスの中間に位置するものですが、リンスと同等の扱いとして問題ないかもしれません。
なので、パーマやカラーなどをしていない髪にはリンスかコンディショナー、パーマやカラーなどをしている髪にはトリートメントを積極的に使用することが望ましいと言えます。
基本的には、髪は一度ダメージを受けたら放置していても元の健康な状態に戻ることはないので、何かしら人工的なもので補わなければなりません。リンスにはその効果はほぼなく、ただ単純に手触りをよくしたりするだけのものなので、「髪が傷んだな」と感じた場合はトリートメントを使用するようにしましょう。
ちなみにその商品がどれなのかは、裏に必ず記載されているので、ぜひご覧になってみてください。
髪のダメージ状態で使い分けましょう
上で書いた通り、以前は「リンスは外側、トリートメントは内側」という使い方をしていましたが、最近は外部補修もしっかりとしてくれるトリートメントの商品も多くなってきました。このことから、ダメージがあってもなくても基本的にはトリートメントを使用することをオススメしています。
今はいろんな商品がたくさん発売されています。市販の商品はどんな方にも効果がある「オールマイティ」な商品が多いですが、反面個性がありません。細毛の人にも太毛の人にも、直毛の人にもくせ毛の人にも、誰にでもある程度の効果が出るように設計されているものが多くなっています。
わたしたちサロンで取り扱っている商品は、お客様の髪質やダメージの状態など、お悩みを解決できる商品のラインアップを揃えています。
例えば細毛の人にあまりしっとりしすぎるシャンプーやトリートメントを使用してしまうと、必要以上にペッタリとしてしまい、ボリュームが出にくくなったりする場合があります。
そのようなことがないよう、しっかりお悩みを伺った上で、商品の紹介をするように心がけています。
ぜひリンスとコンディショナーとトリートメントの違いを知っていただき、ご自身の髪にあったヘアケア剤を見つけていただきたいと思います。
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