髪のダメージについて、美容師目線で詳しく解説します

ヘッドスパが評判のプリマヴェーラ神楽坂です。

今回は髪のダメージについて解説したいと思います。

 

髪は生き返らない

「生き返らない」とういう表現が間違っていますね。そもそも髪は「生きて」いません。毛根内部で角化され頭皮から出てきたものが髪であり、出てきた時点で「生きて」いない「死活細胞」です。なので一度ダメージを受けた髪の毛は皮膚のように自分の力で再生することはできません。そんな大切な髪だからこそ、ダメージをできるだけ最小限にすることが大事なのです。

 

ダメージの原因はどんなものがある?

ダメージの原因は様々です。主な原因を下にまとめました。

紫外線によるダメージ

コルテックス中のメラニンやタンパク質に影響を与えます。

摩擦によるダメージ

髪のキューティクルは外部からの物理的な刺激に十分耐えられようにできています。しかし、日常頻繁に行われるシャンプー、タオルドライ、ブラッシング、コーミングなどの摩擦により、キューティクルは相当なダメージを受けます。

熱によるダメージ

ドライヤー、ホットカーラー、アイロンなどによるダメージです。髪には皮膚よりも強い抵抗力がありますが、その限界点は約120℃くらいまでです。130℃〜150℃以上の熱を毛髪に加えていくと、膨張して変形を起こす他、変色なども起こります。また、コルテックス(毛髪内部の間充物質)及びメデュラ(毛髪の芯に当たる部分)の中に気泡ができ始め、毛髪に弾力がなくなってしまいます。250℃以上になると、毛髪は溶けてしまいます。

カット不良によるダメージ

あまり切れ味のよくないシザー(カット用のはさみ)やレザー(カット用のカミソリ)でカットしたり、カット技術の不良などでキューティクルを削り取ってしまうと、その切り口からコルテックスの水分が蒸発してしまったり、薬剤が浸透しやすくなってしまい、枝毛や切れ毛が発生しやすくなります。

パーマ施術不良によるダメージ

パーマに使用する薬剤を誤った方法で使用すると、必要以上にダメージを与えてしまうことになります。また、2剤の塗布し忘れや放置時間の不足などにより、毛髪の還元状態(毛髪内部の化学的な結合が切れた状態)のままになってしまい、毛髪強度が落ちてしまいます。

過度なブリーチ、ヘアカラー

過酸化水素などの力により毛髪のメラニン色素は分解され、酸化脱色します。このときに発生した酸素は不安定な状態のため、メラニン色素以外の近くにある抵抗力の弱い間充物質と結びつき、酸化させて流出してしまいます。このため、ブリーチ後の毛の中に空洞ができてしまい、今まで密着していた細胞間に空洞ができてしまうと、その中に空気などが入り、毛髪がカサカサになったり弾力がなくなったりします。また、繰り返しブリーチをすると、毛髪の化学構造が緩むと同時に毛髪表面の状態が変化し、キューティクルが溶けてしまったり剥離してしまい、コルテックスがむき出しの状態になってしまいます。

 

栄養不足、ストレス

毛髪を健康に保つには、毛髪に栄養を与える種々のアミノ酸を含んだタンパク質(大豆、いわし、小魚、牛乳、肉、卵など)をバランスよく摂取することが大切です。この他ビタミンやミネラル(特に鉄、亜鉛、銅)も必要です。過度なダイエットなどで栄養不足になると、健康を損ねるだけでなく毛髪が光沢を失い、細くやせてしまい、最後には抜け落ちてしまいます。

ストレスや栄養不足などの影響が毛球部に現れるのは約1ヶ月半くらいかかります。しかし、毛髪の機能が回復するまでには一定の期間が必要になるので、元の健康な毛髪に回復するには数ヶ月も要してしまいます。

 

ダメージによってヘアスタイルにも影響が出る?

ダメージにによりヘアスタイルにも様々な影響が出てきます。

ツヤがなくなる

キューティクルの損傷などにより、毛髪のツヤがなくなります。見た目にもキレイな髪でいたいですよね。

 

パサパサになりまとまりにくくなる

せっかく希望のヘアスタイルにしたのに、ダメージがある髪だとまとまりにくくなり、ヘアスタイルの再現性がなくなります。

 

パーマやカラーの施術が難しくなる

パーマやカラーの前後にトリートメント剤などの処理剤で栄養分を補いながら施術することはできますが、あまりダメージが進行しすぎてしまうと、薬剤の反応に髪が耐えられなくなったり、施術後の状態が維持できなくなったりします。そのためご希望のヘアスタイルが実現できないということもあります。

 

ダメージをできるだけ抑えるためには??

技術と知識を持った美容師を見つけましょう

髪を傷めないカット技術、薬剤を正しく使用できる知識を持った美容師を探しましょう。施術中に不安になったら遠慮なく聞くことも大事だと思います。面倒かもしれないですが、特に初めての来店の際にしっかりと説明をしてくれる美容師がいいかもしれません。

 

過度な薬剤使用をさけましょう

ハードなパーマやカラーはそれなりのリスクがあります。そのことを認識の上で施術することが大事です。そのようなヘアスタイルをご希望の場合は担当の美容師に相談しましょう。

また市販で売られているカラー剤などは、手軽に使用できるような設計になっている反面、ダメージを受けやすいものになっています。なぜかというと、健康毛の方とダメージ毛の方とそれぞれをまとめて対象にしているからです。(どちらかというとダメージ毛の方を対象に設計されていません)

美容室で行うヘアカラーは、お客様のダメージ状態を把握して処方するいわば「オーダーメイド」になっているので、比較的ローダメージで施術できるようになっています。

 

ホームケアを大事にしましょう

美容室でトリートメントを行っていれば大丈夫と思う方も多いかもしれませんが、重要なのは自宅でのホームケアです。美容室で毎月1回通ってトリートメントをするとしても1年間で12回、月に2回行く方は少ないと思いますがそれでも年間24回です。その他の大半は自宅でのケアになります。これをするかしないかで、健康な髪を維持するのに大きな差が出てきます。最初に触れたように毛髪は「死活細胞」であり、自己回復する能力は備えていません。自宅でのケアをしっかりと行うことにより、現状を維持すること、またはダメージを最小限に抑えることができます。

 

キレイな髪でいると心が豊かになる

ツヤのないバサバサの髪でいると気分も落ち込んできてしまいます。反対にキレイな髪でいれば気分もよくなり心も豊かになります。

プリマヴェーラ神楽坂でも、健康でキレイなヘアスタイル造りを全力でお手伝いさせいていただきます。是非一度ご来店いただきベテランスタイリストに相談してみてください。

 

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プリマヴェーラ 神楽坂
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